アークシステムワークス最古のゲームソフト「エグゼクター」が、
22年の時を経てゲームアーカイブスで帰ってくる!
1995年にPlayStation®で発売された、アークシステムワークス株式会社(以下、アーク)最古のゲームソフト。
PSアーカイブスにて本日(2017年5月2日)から配信されます。
3Dアクションシューティングゲーム『EXECTOR(エグゼクター)』、その内容とは?
PSアーカイブスURL:https://store.playstation.com/#!/ja-jp/cid=JP0036-NPJJ00762_00-0000000000000001
対応機種:PSP/PSvita/PS3 ジャンル:3Dアクションシューティング 価格:617円(税込) CERO:B 配信開始日:2017年5月2日(火) |
約22年前のソフトということもあり、『EXECTOR』スタッフロールを確認してみると、
デザイナーとしてあの石渡太輔氏の名前を発見!
ということで、「ギルティギア」シリーズの生みの親でもある石渡氏にお話を伺いました!
Q① スタッフロールにはなんと石渡さんのお名前が記載されていますが
デザイナーとして製作に携わっていたのでしょうか?
A① 実は僕は、ゲーム制作の方に直接関わってはいません。
ホームページ用の人物キャラクター(本編では使用されない!)を描いたのと、
デバッグを少しお手伝いしただけです。
なのでパッケージにデザイナーとしてクレジットされていた時は、「何故?」と思いつつも
単純に喜んだ記憶があります。
Q② 当時はどのくらいの規模で、スタッフは何人ぐらいいましたか?
また、当時と今の開発と比べて違う点はありますか?
A② 外からプロジェクトを見ていた限りなので正確なことはわかりませんが、
社内のスタッフは10人に満たなかったと記憶しています。
開発のスタイルは今も昔も大差ないと思います。
皆好きなことを一所懸命にやるだけです。
しかしゲームの中身も、技術的な部分も、未開拓な部分が多かった時代です。
開発スタッフは皆ギラギラした眼で気力に溢れていました。
Q③ EXECTOR発売から約22年ですが、当時の出来事で印象深いものがあれば教えてください。
A③ 当時はまだ3Dのモデリングツールが国内では潤沢ではありませんでした。
マニュアルは英語のものしか無く、まずはその翻訳から始めなければいけなかったんです。
四苦八苦しながらも先輩方が使い方を解読していく姿は、当時の僕にとって
「大人って凄いなぁ」と心強く見えたものです。
残念ながら、石渡氏はゲーム本編の開発には携わっていなかった……。
しかし、少人数精鋭で制作された本作は、“一所懸命”なスタッフたちの熱意があふれているはず!
そんな『EXECTOR』のゲーム内容を、ちょっとだけ紹介していきます!
主人公は消息を絶った無人探査機捜索のため、
惑星TUBOYの辺境宙域で回収したブラックボックスから驚くべき事実を知る。
惑星TUBOYは殺戮ロボットにより自滅。
そして地球の存在を知った殺戮ロボットたちが深海で巨大な宇宙戦艦を建造している…。
最新鋭全域汎用スペースパワードトレーサー“EXECTOR”に、全人類の未来と希望が託された。
迷宮と化した惑星内部は全部で5ステージ。各ステージの最終ゾーンにはボスが待ち構えています。
パワーアップカートリッジや回復アイテムを取得しながら、敵とリアルタイムシューティングで戦っていく。
迷宮を進んでいくためのIDカードを探しだし、閉ざされたドアを突破していきます。
▲「STAIRWAY TO HEAVEN」……「天国への階段」という意味らしい…。
各ステージまずはかっこいいカットシーンからスタート。
▲クォータービューでは、見下ろし視点でマップのどこに敵がいるかわかりやすい。
マップは左上に表示できる。
▲コクピット視点ではFPSのように敵と立ち向かえる。
▲また、コクピット視点でしか見られない細かいギミックも存在!
この三つ頭を一定時間じーっと見ていると……?
コクピットとクォータービューの2つの視点からプレイできる本作は、
当時からするとかなりハイレベルなゲームだったのかもしれません……?
PlayStation®版そのままの内容で617円という大変お手頃価格なので、
この機会にぜひプレイしてみてください!
カテゴリ