軍事強国ゼルテニア帝国の強襲を受け、瀕死に陥ったアゼルスタン王国は太古の禁呪から作られた
秘宝『生命の器』を使い、失った兵を蘇らせ、強靭な力を得てゼルテニア帝国を打ち破った。
戦争が終わり、城にもどった王にはすでに心はなく、禁呪の呪いから憎しみだけが残っていた。
その憎しみは、さらに禁呪の力を王に使わせ戦死したはずの兵をひとり残らず蘇えらせた。
そして狂気の騎士へと変貌を遂げていったのだった。
王の側近、ゲイリックと国を守る聖龍―
塔の見張り台を守るグリフォンもその力が覆い尽くした邪悪な気配に取り込まれていた。
呪われた騎士団は救ったはずの国を自らの凶刃にかけ、自分達の力に酔いしいれた。
王妃クレマンスは故郷ローランド教国の秘宝『聖龍の指輪』の力に助けられ、この邪悪な気配から身を守っていた。混沌と狂気の中、王妃とその護衛は王宮をあとにし消息をたった…。
そして、任務を終えた騎士が今呪われたアゼルスタン王国へ戻ろうとしていた……。
主人公 | |
騎士団からの単独任務が終わり祖国アゼルスタン王国へ帰るとそこは呪われた廃墟の国となっていた。 城下町、王城の近くの教会でわずかな生存者を見つけ状況を把握すると―― 一人、生存の可能性のあるクレマンス王妃の安否を確かめるため呪われた城へ向かった。 |
バスティアン神父 | |
アゼルスタンの騎士と共に、王族の安否を確かめるため、教会に留まっている。 王妃とは同郷で、世話役をしていた時もあった。アゼルスタン王との婚約後、王妃に同行し神父をしている。 |
騎士マルカム | |
教会にいる騎士団員。 呪われた城へ、エゼルベルトと共に突入の準備をしている。 教会を守るため突入の機を伺っている。 |
騎士エゼルベルト | |
マルカムと共に教会を守っている。無口だが、剣技に長けた豪腕な騎士。 主人公を追ってマルカムと共に城へ突入するが……。 |
騎士ジョン | |
マルカム、エゼルベルトに従える騎士。 物資を管理している。 |
ロザーラ | |
教会に匿われている王妃の侍女。 王妃の安否を気にかけ教会に留まっている。 傷ついた主人公を手当してくれる。 |
ドゥッチオ | |
旅の行商人。 呪われて正気を失った騎士達に襲われ、城のどこかに身を隠している。 |
騎士ティボー/ギヨーム/エヴェラール | |
ティボー、ギヨーム、エヴェラールは屈強な三兄弟の騎士。呪われた騎士達を従え、主人公の行く手を阻む。 |
騎士ベルトラン | |
アゼルスタン王国の騎士団長。 生存は不明。 |
フレデリク王 | |
禁呪から作られた秘宝『生命の器』の力によりゼルテニア帝国との戦争に勝利をしたが、その力により自らの国をも滅ぼしてしまった。 |
クレマンス王妃 | |
フレデリクの異変を感じ城内から身を隠したアゼルスタン王国の王妃。故郷ローランドの秘宝『聖龍の指輪』により邪悪な気配から身を隠している。その安否は如何に……。 |
聖龍 | |
王の側近ゲイリックと共に、アゼルスタン王国を守っていた白い龍。今なお呪われた城を守っている。 |
グリフォン | |
聖なる塔を守る2頭のグリフォン。 突風を操り、外敵を退けている。 |