「まさか同居人が来るだなんて……。
叔父さんったら、何も言わないんだから。」
16歳、高校2年生。身長163cm。ミステリー研究会所属。
主人公の従妹。気が強く負けず嫌い。
成績優秀な上、運動神経も抜群で、テニス部に所属し
2年生ながら魅果高校のナンバーワンとして活躍している。
可愛い顔に反してがさつで男前。
アルコールに弱く、チョコレートなどに
微量に含まれているものでもすぐ酔っぱらってしまう。
「お、ちゃんと名前覚えてくれたんだ?
雪乃さんは嬉しいよ、うんうん。」
20歳、新米ライター。身長167cm。ミステリー研究会所属。
出版社に勤めており、取材のために魅果町を訪れた。
明るくさっぱりとした性格で、何事にもパワフル、ポジティブ。
魅果町で起きている事件に興味を持っており、
持ち前の行動力で、町中を調べて回っている。
8月限定でミステリー研究会の活動に参加している。
「あなたに貸しも借りもありませんわ。
あんなの庇ったうちに入りませんから。」
15歳、高校1年生。身長163cm。ミステリー研究会所属。
世界的菓子メーカー、神代堂の一人娘であり社長令嬢。
学業の成績は常に学年トップ。
運動神経も抜群で、中学時代はテニスで全国大会に出場している程。
気が強く、プライドも高いが、
先輩である舞美や未海の事は一目置いている模様。
誰にでも言いたい事をズバズバ言うので、
メンタルの強い健介とは常に言い合いになっている。
「生きるって辛いの。そんなの当たり前。」
17歳、高校2年生。身長159cm。ミステリー研究会部長。
主人公の同級生で、同じクラス。
兄が経営するカフェで毎日バイトをしている。
感情を表に出す事が苦手で、
同級生からも近寄りがたい存在と見られている。
成績は常に学年トップで学級委員長も務めている。
反面、運動は苦手。
昨年、大好きだった祖母が亡くなっている。
「その……ご、ご馳走させてくださいッ!
チョコミントをッ!」
17歳、高校2年生。身長165m。ミステリー研究会所属。
隣町に住むという瓶底メガネのオタク少女。
ジャージ姿でいつも町をふらついている。
天然系で、話すと言葉を噛みがち。
緊張したり気持ちが昂ると武士口調になる癖がある。
アイスクリームが大好物だが、
どうも常に食べる事ができない模様。
眼鏡を外すことは決してない。
「絶体絶命──でも終わりじゃない!
うちらの魂、ここからだ!」
17歳、身長165cm。
国民的アイドルグループ「絶体絶命パンダ」
のセンターを務める。愛称はニカレイ。
最近では女優業にも進出、遂に映画の主演にも大抜擢され、
まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。
映画の撮影のため、夏休みの間、魅果町にやって来ている。
「私はね、あなたにちょっとだけ
興味があるの。」
25歳、高校教師。身長165cm。
魅果高校の女教師で、社会科を受け持つ。
専門は民俗学。スタイル抜群で、男子生徒の憧れの的。
この世界の謎に迫るミステリー研究会を立ち上げ、
山城自ら選抜した生徒のみを試験的に部員と
して活動をしている。
魅果町の黄泉人伝説をベースに描いた
ジュヴナイル伝奇小説「ワールドエンド」が
大ヒットし、遂に映画化される事に。
「おまえは今、人生最強である
17歳を迎えているッ。」
17歳、高校2年生。身長173cm。ミステリー研究会所属?
主人公の同級生で隣の席。
性格はよく言えばムードメーカー、
悪く言えば鈍感で空気を全く読めない。
趣味は魅果町の可愛い女の子を撮影する事。
舞美には1年の時に初対面で告っており、
その場で振られているが、めげる様子は全くない。
二階堂玲衣の大ファンで、熱烈な追っかけでもある。
「何を言ってるんだ、君みたいな美しい女性を
忘れる訳ないだろう?」
神代家の長男であり、神代堂の御曹司。
若くして経営に携わっており、後継者と目されている。
イケメンな上に金持ちなので、昔から女性関係の噂は絶たない。
恵まれている反面あがり症で、人前が実は苦手。
幼い頃から剣道をやっていたが、
あまりいい成績は残せなかった模様。
「私はね、疑う事が仕事なの。
真実にたどり着くのに感情は不要。
いえ、邪魔ね。」
魅果署に勤める女刑事。
魅果町で起きた女子高生の連続事故死について調べている。
美人だが笑顔を見せる事はなく、人を信用せず、
常に高圧的で皮肉っぽい。
自前の赤いスポーツカーを乗り回す。
趣味はTVゲーム、ひとりキャンプ。
その他、ひとりで行う事全般。
「はい、ご注文のコーヒーとココアね。
舞美ちゃん、アイスティーはミルクだよね?」
自らが経営するカフェ「パスティーシュ」のマスター。
妹の未海に店を手伝わせている。
未海とは性格は正反対で、いつも爽やかで社交的。
自称、護身術マニアだが、それを駆使したところを
誰も見た人はいない。
実はゲームオタクという噂もあるが、本人は決して認めない。
「お母さん……私、大丈夫だよ。
手術は怖いし、リハビリが大変なのも知ってる。」
魅果町の病院に入院している10歳の少女。
いつもフラフラとパジャマのまま病院を抜け出し、
病院スタッフを心配させている。
月丘ひかるのファンで、夜になると病室で
ラジオ番組を聞く事を楽しみにしている。
「いいか。
一度しか話さないから、よく聞きなさい。」
神代家の当主であり、世界的菓子メーカー、
神代堂の代表取締役社長。沙也や壬生の父親でもある。
若い頃は有名人と浮名を流し、女性関係の噂は決して良くない。
自身、離婚歴もあり、再婚した妻とは死別している。
最近の神代堂の数々のヒット商品も、亡くなった
奥さんのアイデアだったというのがもっぱらの噂。
「どちらのメディアの方?
ちょっと非常識じゃ御座いませんこと?」
一流芸能事務所、辰美プロダクションの女性マネージャー。
社長の姪っ子でもあり、業界ではかなり幅をきかせている。
絶体絶命パンダ、特に二階堂玲衣を担当し、
スターダムに押し上げた敏腕マネージャー。
帰国子女で英語に堪能。
気が強く、感情的になると英語で畳みかけ、
失礼な記者にはビシッと制止する言葉を躊躇なく投げる。
二階堂玲衣は彼女の事を信頼しているよう。