10年前、新横崎市で発生したワダツミ集団消失事件のこと。 一夜にして3千人以上が、跡形も無く“消失”してしまった事件。 突然現れた黒い嵐に街の一角が包まれ、朝には廃墟と化していた。 黒い嵐の中心部が“ワダツミ研究所”であったことから、 通称“ワダツミ”と呼ばれるようになった。