今井秋芳監督最新作
7年の沈黙を破り、待望の最新作が登場!
東京を舞台に不可思議な事件を巻き起こす悪霊を祓うため、
「霊」に立ち向かう少年少女たちの青春と戦いの「ジュヴナイル」
今井秋芳監督とアークシステムワークスが満を持して放つ、ゲームファン待望の一本です。
新宿の暮綯學園(くれないがくえん)に、ひとりの《転校生》がやって来る。
何の変哲もない《転校生》を眺める同級生―――支我 正宗(しが まさむね)。
学級委員長の深舟(みふね)さゆりに學園を案内されている中、《転校生》は彷徨う夏服の少女の亡霊を目撃する。
そして、《転校生》は、少女の霊を目撃した場所で、學園に巣食う悪霊にも遭遇する。
襲いかかる紅いコートの男の霊。
それを助けたのは、同級生の支我と謎の女性だった。
《転校生》と協力し、悪霊である紅いコートの男の霊を退ける支我と女。
戦いの後、女は《転校生》に素性を説明する。
自分たちは、一般人から依頼を受けて霊を退治する事を目的とした会社の人間だと。
女―――『夕隙社(ゆうげきしゃ)』という名の会社の社長である伏頼 千鶴(ふくらい ちづる)は、
《転校生》を自分たちの会社でアルバイトをしないかと誘う。
支我もまた『夕隙社』のアルバイトとして働いていたのだ。
伏頼の申し出を受ける《転校生》。
こうして―――『夕隙社』での生活が始まった。
それは同時に、東京に潜む霊たちと対峙する長い日々の始まりを意味していた。
主人公が第1話でバイトとして身を寄せることになるオカルト専門の出版会社。
事務所は、新宿の薄暗い雑居ビルにあり、怪しいオカルトグッズが山のように積まれている。
しかし、雑誌社とは社会的な表の顔。
その実は、霊に困っている依頼主から悪霊除霊を請け負い、報酬を得ているビジネスゴーストハント集団。
霊を「視る」ことのできる人材を集めており、主人公もその能力を見ぬかれ、誘われる。
裏稼業として依頼を受け、夜な夜なミニバンに乗り込み、除霊ビジネスに勤しんでいる。
編集長でもあり幽撃隊のリーダーでもある伏頼千鶴は、長年、霊と対峙してきた歴史があるらしいのだが、その素性は秘密のベールに包まれている。