開発者コメント:INTENSE アシスタントディレクター 岩田 巳義

本作『魔女の住む館』のアシスタントディレクターを務めましたインテンスの岩田です。

『旧校舎の少女』から、およそ半年。
続編である『魔女の住む館』がお披露目される時がついにやって参りました。

続編ということで、プレイヤーの皆様が気に掛けているのは「ストーリー」……だと思うのですが、
僕からはあえて「システム」の方について語らせていただきたいです。

前作に寄せられたご意見の中で特に多かったのが、「テンポの悪い操作性」というものでした。
それを反省点とし、本作では新たな仕様を追加、細かな部分にも色々と調整が加えられています。
体験版も配信中ですので、実際にプレイなさって実感してくださると非常に嬉しい限りです。

また、探索・分解パートのギミックについても担当させていただきましたので、それについて少し。
本シリーズでは「分解」パートがありますが、そのギミックを考えるときに
特に気にしているのが“分解するモノ”と“謎解き要素”の関連性です。

脱出ゲームである以上、「分解」の中に謎解き要素を入れることは必須なのですが、
その謎解き要素が、分解するモノに関係することを念頭に置いています。
例えば、「時計」を分解するのであれば「文字盤」や「針」に謎解き要素を入れる、などです。
この辺りのコダワリが皆様の楽しみの一助になっていれば、これまた非常に嬉しい限りです。

スペシャル

最後に。
「2作目が、そのシリーズの行末を占う」という先祖代々語り継がれてきた家訓もあり、
期待と不安でいっぱいですが、皆様に楽しんでいただけたなら、それより嬉しいことはございません。

INTENSE アシスタントディレクター 岩田 巳義

開発者コメント:シナリオライター 下村

はじめての方も、そうでない方も、こんにちは。
『魔女の住む館』のシナリオを担当させていただいた、下村健と申します。
『旧校舎の少女』と同様、世俵とふたりで奮闘させていただきました。

さて“脱出アドベンチャーシリーズ”ということで、
みなさんお待ちかねの『若留ちゃんたちの事件簿2』でございます。

前作『旧校舎の少女』が配信されてから驚いたのは、プレイヤーのみなさんからの声、声、声。
「若留ちゃん、可愛い」とか「彦道、いいじゃん」だけじゃなく、
「“アレ”にやられた」とか「分解が面白い」とか。
シリーズの特徴である“脱出”と“アドベンチャー”
どちらの旨味もしっかり楽しんでいただけたんだなぁと世俵やインテンスさんと、
ニコニコしていました。

そんなわけで、ぼくらにとっても待ち望んだ第二弾『魔女の住む館』。
本作は『旧校舎の少女』にはなかった、いろんな新要素を盛りこんでいます。

まず、活動範囲が学園だけに留まらず、舞台の大継町まで広がります。
活躍が少なかった“彼”の出番は増え――
なんと、新キャラも登場!

スペシャル

前作をプレイしていない方も、もちろん楽しめるように配慮しましたが、
プレイ済みのみなさんは、本作を追うことで“シリーズの流れ”を掴み、
その終着点を想像する楽しみも得られるのではないでしょうか?

若留ちゃんたちの物語を追うもよし、脱出に頭を使うもよし、
しかしもし――「おや?」と思うことが、あれば。
その時は、注意を払って、いろいろと考えてもらえたら幸いです。

無数の虚構の中にある、一握りの真実。
そこに辿りつけるかどうかは――“あなた”次第です。

ゲームシナリオライター集団Qualia代表
下村 健

開発者コメント:INTENSE ディレクター 福田 尚己

前作に引き続きディレクターを務めました福田です。

本シリーズのポイントの1つ、魅力的なキャラクター。
と言う事で、今回はキャラクターについての話をしたいと思います。

学園モノの脱出ゲームを作るという事で始めたこのゲームは、
1作目の「旧校舎の少女」の企画段階では、
メインキャラクターとして若留と彦道の2人で謎を解明し進めていくゲームでした。
2人で超常現象の謎に挑む・・・Xファイルのモルダーとスカリーのイメージですね。
(もちろん若留がモルダーです)
ちなみに、若留の名前は、ズバリそのまま「解る」から(ワカルという響きも気に入ってます)。
彦道は中国の有名な博打の名人、袁彦道(えんげんどう)から取っています。

その後、シナリオプロットの制作に入り、
ライターさんの力が加わって秀ノ介という3人目のキャラが生まれました。
秀ノ介の誕生によって、若留の物語が大きく膨らみ始めます。
彦道との幼なじみの距離感、ミステリアスな秀ノ介との揺れる気持ち。

特に、今作「魔女の住む館」では、若留と秀ノ介のツーショットが多く、
一気に2人の距離が!? その時、彦道は・・・。

スペシャル

3人の向かう先を、是非プレイして確かめてください。

INTENSE ディレクター 福田 尚己

開発者コメント:シナリオライター 世俵

みなさんはじめまして。
前作『旧校舎の少女』から引き続き『魔女の住む館』でもメインライターを
担当させて頂きました、世俵まことと申します。

今作でもインテンスの皆さんや、監修として助けて頂いた下村さんと何度も協議を重ね、
「脱出」と「アドベンチャー」部分が合わさることによって産まれるおもしろさを追求し、
奮闘させて頂きました。

『旧校舎の少女』の仕掛けに驚き、楽しんでくれたプレイヤーのみなさんからの声は、
うれしい気持ちと共に、本作を書くに当たって、ほどよいプレッシャーとなりました。

それはもっともっといいものを、というエネルギーに変わり、
気合いが入り、熱を帯び、その結果……
前作よりもさらにボリューミーな、やりごたえのあるものに仕上がったと思います!

スペシャル

本作にて追加された新要素、新キャラクター。
そして、ちりばめられた沢山の謎や仕掛け。
何度かプレイする内に、なにか別のモノが見えてくるかもしれません。

──脱出を、分解を、そしてその謎を、存分に楽しみください。

最後に。お気づきの方も多いと思いますが、実はこのシリーズ、
それぞれ若留の大好きな童話がテーマになっています。
前作は『鏡の国のアリス』
今作は『ヘンゼルとグレーテル』そして──

それではまた、お会いしましょう。

ゲームシナリオライター集団Qualia
世俵まこと

開発者コメント:キャラクターデザイナー 壱

『脱出アドベンチャー 魔女の住む館』、配信おめでとうございます!
前作の『脱出アドベンチャー 旧校舎の少女』に続き、
新キャラクターのデザインを担当させていただきました壱です。
続編の開発のお話をいただいた時はお仕事としてもちろんうれしかったのですが
「続編が遊べる~!」と1プレイヤーとしてとてもうれしかったです^^
若留ちゃんたちとまた会えるのですから!

今作の新キャラクターは、前作の千波鏡華ちゃんとは全然違うタイプのクールな美人さんです。
大人っぽくて、謎めいた少女・・・という雰囲気を出るように悩みながらデザインしました。

スペシャル

実際にデザインをしてみると、
気を抜くとクールというより根暗キャラになりそうで・・・難しいですね。
そんな彼女に、ミステリアスな雰囲気を感じていただければ幸いです。

そして今回は若留ちゃんの私服姿が登場するんですっ!
デザインはグラフィック担当さん作なんですが⋯⋯、
だ・ださかわいい~!(笑)ほんと若留ちゃんらしい私服です!

Tシャツのプリント柄は、若留ちゃんの制服姿の時に付けている
ウサギのマスコットと同じなんですよ~。ぜひチェックしてみてくださいネ。
今まさに、『旧校舎の少女』の為に買った(笑)3DSをぐっと握り締めて、
『魔女の住む館』を遊ぼうと、ダウンロードが終わるのをじっと待っています!

最後に・・・次回作には新キャラには眼鏡キャラを追加してください~!
それでは、壱でした~!

キャラクターデザイナー 壱

体験版修正情報

重要なお知らせ

2012年12月18日

平素は弊社製品をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
本日、ニンテンドー3DSダウンロードソフト『脱出アドベンチャー 魔女の住む館』の
体験版におきまして、以下の不具合を修正した、更新版の配信を致しました。

■体験版のプレイ中に、「セーブ」を選択して進行不能になる現象

2012年12月18日現在、ニンテンドーeショップで配信中の体験版は、
上記の不具合を解消したものとなっております。
前回の体験版で、ゲームの進行に支障が出てしまったお客様におかれましては、
よろしければ最新の体験版を再ダウンロード頂けますと誠に幸いです。

このたびは、お客様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
ご不明な点は、下記サポート窓口までお問い合わせください。

アークシステムワークス ユーザーサポート
TEL: 045-470-1552
E-mail:support@arcsy.co.jp
受付時間:10:00~12:30、14:00~17:00
※土、日、祝日、当社指定日を除く平日のみ

体験版の不具合情報

重要なお知らせ

平素は弊社製品をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

ニンテンドー3DSダウンロードソフト『脱出アドベンチャー 魔女の住む館』の体験版におきまして
以下の不具合が確認されましたので、お知らせいたします。

体験版のプレイ中に、スタートボタンを押してメニュー画面を開き、
十字ボタンもしくはスライドパッドで「セーブ」を選択し、
次に出てくるウインドウで「はい」を選択すると進行不能になる現象が発生します。
本体験版にはセーブ機能がないため、上記の操作は避けていただきますよう、お願い申し上げます。

不具合が確認された場合は、HOMEボタンから本ソフトを終了させて下さい。

このたびは、お客様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

ご不明な点は、下記サポート窓口までお問い合わせください。

アークシステムワークス ユーザーサポート
TEL: 045-470-1552
E-mail:support@arcsy.co.jp
受付時間:10:00~12:30、14:00~17:00
※土、日、祝日、当社指定日を除く平日のみ