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アークシステムワークスはグローバルな市場を意識し、 世界中のお客様が楽しめるゲームソフトウェアの開発に取り組んでいます。
ゲームコンテンツ開発技術の追求、さらにオリジナリティのある世界観やキャラクターメイキングなど、企画から開発・販売まで一貫体制のもと、世界に向け夢あふれる楽しいゲームソフトウェアの提供に注力しています。
インベーダーゲームブーム、任天堂のファミリーコンピューターの登場など、ゲーム業界がまるで少年のような多感だった時代にアークシステムワークスは誕生しました。
それからのハードウェア高機能化、インターネットやスマートフォンの普及、フリー・トゥ・プレイなどゲームを取り巻く環境の様々な変化の中、アークシステムワークスはほぼすべてのゲームプラットフォームを経験し、2024年に創業36年を迎えました。
これまでの色々な波を乗り切り一歩一歩ですが歩んできた経験は、これからさらに激しく、加速する時代の変化へも、必ずや活かされるでしょう。
1998年にPlayStationにて「GUILTY GEAR」を発売。ゲーム表現が2Dから3Dへと進化していた時代に、当社は敢えて2Dの表現で対戦格闘ゲームに挑みました。
その後20年以上に渡り、世界の 2D対戦格闘ゲーム市場を牽引し、「BLAZBLUE」シリーズや大手ゲームメーカーとのコラボレーション作品など、数々の対戦格闘ゲームを世に送り出してきました。
2013年には最先端の2D技術と職人技の融合とも言える、全く新しい表現方法を確立した「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」を発表し、ゲーム業界だけでなくアニメ業界にも衝撃を与え、その後も「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」、「GUILTY GEAR Xrd REV 2」へと進化させ、2021年には全てを一新させた、「GUILTY GEAR -STRIVE-」が発売されました。
今後とも、世界に驚かれるような新しい表現やゲームプレイの研究・開発、商品化に取り組んでいきます。
プレイヤーの微細な操作に対応したフレームレートの実現は、エンジニアとバトルプランナーの二人三脚による、1フレーム(1/60秒)を妥協しない日々の拘りと調整の賜物です。
オンラインプレイが現在ほど一般的でなかった時代から様々な研究や試行錯誤を繰り返し、アーケードでのオフラインプレイと遜色のないゲームプレイを追求しています。
またマッチングやロビーなど、オンラインにおける相手探しやコミュニティの機能も日々研究を行い、プレイヤーに楽しんでもらえるようなシステムを実現しています。
対戦格闘ゲームを楽しむだけではなく、プレイヤー同士のより深いコミュニケーションを実現するためのシステムを日々研究しています。
今後もより良いゲーム体験をユーザーの皆様に提供できるように挑戦を続けていきます。
当社の対戦格闘ゲームで非常に重要なのが、ユーザーを虜にする映像表現、そしてアニメーション技術です。
設立以来、技術の進化に対応し、それらを取り入れながら、リアルな描写では実現不可能な誰も見たことのない表現に拘ってきました。
これは技術だけでなくスタッフによる拘りの成果でもあります。
これからも最新の技術トレンドと、職人による伝統工芸的な拘りが融合した新たな表現を追求していきます。
ゲームもボーダレスの時代。アークシステムワークスでも世界同時期リリースやマルチプラットフォーム、PCや世界のさまざまなプラットフォームへの展開。さらには多言語対応など、世界中の皆さんに同時にプレイしてもらえるよう努力を続けています。
そして2016年に韓国ソウルにアジア支店、2017年にはアメリカ カリフォルニア州にアメリカ法人を設立。
アジア、アメリカを含む世界のユーザーの皆様と直接コミュニケーションを取り、意見を聞き、より近い立場でゲーム開発が出来る体制を整えました。
今後もさらに多くの国や地域の皆様に楽しんでもらえる努力をしていきます。
近年日本でもその言葉を聞かない日は無いというほど、世界中で「esports」はムーブメントとなっており、中でも対戦格闘ゲームは非常に注目度が高い種目となっています。
当社は「esports」という言葉が一般に広まる以前より、メーカー主催のゲーム大会を開催し、2019年には「ARCREVO WORLD TOUR」を開催しました。
世界11箇所で予選を行い、同年11月にはアメリカ西海岸で決勝大会を開き、たくさんの プレイヤーの方と観客の方に参加していただきました。
アークシステムワークスはこれからも「esports」及び対戦格闘ゲームをさらに盛り上げていきます。
アークシステムワークスは「GUILTY GEAR」、「BLAZBLUE」などの対戦格闘ゲームだけでなく、「くにおくん」、「ダブルドラゴン」、「探偵 神宮寺三郎」などの歴史あるゲームのIPを保有しながら、 時代のニーズにあった商品開発を心がけています。
同時に、社内や世界中のクリエイター、開発会社と協力して全く新しいゲームの開発も精力的に行っています。
さらに当社の保有する数多くのIPやキャラクターを世界中の様々な会社にライセンスアウトし、世界の人々へ届けると同時に楽しんでもらう努力を継続していきます。
また世界有数のゲーム会社、IT企業とのアライアンスを結び、さまざまな取り組みを行っています。
その中でも国内海外問わずインディーズなどのクリエイターと一緒にゲームの販売を行っています。
アークシステムワークスはゲーム開発スタジオとして設立された当時から、開発したスタッフ自ら営業、イベントを開催し、ユーザーの意見を聞くという現在の「インディーズ」的活動を行ってきました。
今でもその「ユーザーとの近さを大切にする」ポリシーは受け継がれており、皆さまの意見を 直接聞く場を積極的にイベント等で設けています。
また近年はインターネットでの動画配信が身近になっていることを受け、社内に配信スタジオを保有し、定期的に開発者はじめスタッフの声をユーザーの皆さまに届ける活動を行っています。
アークシステムワークス本社には、大きく自社販売タイトルの営業、マーケティング、プロモーション、イベントの開催、ユーザーサポート、海外支店や海外関係会社、提携会社等との連携業務を行う「グローバルマーケティング部」を始め、経理財務、総務、法務、労務、人事採用を行う「管理部」、そしてゲームの開発業務を行う「商品開発部」で構成されています。
商品開発部では社内の開発チームと外部開発の管理プロデュースするチーム、外部クリエイターの製品を自社で発売するチームがあります。
本社は同じビルの6つのフロアに各部門が分かれていますが、物理的にも組織的にもオープンであり、マーケティング担当のスタッフが開発中のゲームを見て意見を言ったり、逆に商品開発部のスタッフがプロモーションや販売グッズに対する提案をしたり、社員全員でゲームを作り、ユーザーに遊んでもらえるよう努力をしています。